きっかけをくれたプレゼント

数年前の誕生日。友人がローズマリーの苗をプレゼントしてくれました。
植物やスパイスにはまっているという（友人はカレー好き）、友人らしいプレゼント。

気持ちもプレゼントも当然うれしかったけれど、小学校の自由研究以来まともに植物を育てたことがないうえに、極度の面倒くさがりなわたし。うまく育てられるか、友人の気持ちを無下にする結果にならないか、少しどきどきしていたことを覚えています。

せっかくもらったのだから、大切に育ててハーブを使ったおしゃれな料理でもつくろうと、成長を楽しみにしていました。

結局、大事に思うあまりお水をあげすぎたのか、ローズマリーはうまく育たず枯れてしまいました。
友人と植物に申し訳ない気持ちになりつつ、そこから植物に興味が湧くように。なかなか買う勇気は出ませんが、お花屋さんをのぞくことが増えました。

たまに買っては、すぐ枯らして。今もまだ植物と仲良くはできていませんが、いつかまたローズマリーを育ててみたいと思っています。そしてベランダを小さなお花畑にできたらいいな、なんてひそかに夢見ています。

▲最近の自宅のデスク周り。年に３回ほど、お花が登場します

小さいころは、母に頼まれていたお花の水やりをあんなに嫌がっていたのに。
ちょっとしたことで自分の世界は広がるんだなと、そんなきっかけをくれた友人とプレゼントに感謝しています。