贈りもの帖

原点回帰を楽しむ

原点回帰を楽しむ

メールやメッセージなどで気軽に連絡がとれるようになり、オンライン上でのやりとりが主流となっています。
わたし自身、以前のようには落ち着いた時間がとれなくなり、手紙を書かなくなっていました。

学生のころは本当によく手紙を書き、文通もしていたなとふと思い出して、ここ最近、もらったメールに手紙で返事をする、ということをやってみています。

手紙を受け取った友人からの返事は、やはりメールだったりするのですが(笑)、それはそれは喜んでくれて、送ったわたしのほうがびっくりするくらい。
郵便受けにダイレクトメールではない郵便物を見つけたら「わくわくするかな」と思っていましたが、予想以上の反応です。
手紙を「書かない」から、「受け取る」こともなくなっているのかな。

そんなことで、眠っていたコレクションが日の目をみることになりました。

音楽好きの友人が少し前から楽器を再開したと聞いていたので、楽譜の便箋と楽器の切手で、とりとめもない内容の手紙を。
年始に和菓子を送ってくれた友人には、早春の気持ちを込めて桜の絵のカードと桜の柄の切手で「ありがとう」を、などなど。

しばらくして「切手もそろえてあって、すごくすごくうれしかったよ!」なんていうメールをもらうと、気づいてくれている!という喜びで満たされるのでした。
プレゼントに添えるための存在ではなく、手紙・カードそのものが贈りものになることもあるんだな、と新しい気づきがありました。
これからもまた時間をみつけて書いてみようと思っています。

スタッフ watanabe

カスタマー担当。  伝えたいのは「ありがとう」、「応援してます」、「がんばってね」の気持ち。何がいいかな、喜んでもらえるかな、と相手を想う。 その時間が好きで、贈りものが好きです。


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