贈りもの帖

絵本の贈りもの

絵本の贈りもの

こどもの誕生日やクリスマスには、プレゼントと一緒にかならず本をプレゼントしています。
わたし自身、絵本が大すきということもありますが、本を選ぶ時間が成長に向き合う大切な時間になっています。
選ぶのは、行事に関連する本だったり、いま興味のあることだったり、伝えたいことだったり。
何年か経って、これは何歳のときにプレゼントした本だねとか、何歳のときはあんなことがすきだったねとか、
大きくなってからもあれこれ話しながら読むのがまた幸せな時間です。

昨年のクリスマスのときの話。中学生になった長男にプレゼントする本はとてもとても悩みました。
選んだのは、書店パトロールで見つけた しかけのある絵本のような人体図鑑。大型の本でとてもきれいな色の表紙がぱっと目に入りました。
(その少し前、雑貨屋さんで見つけた小さな人体模型の3Dパズルをアドヴェントカレンダーに忍ばせていたこともあり、小さなつながりに嬉しくなりました)

『世界で一番美しい 切り絵人体図鑑』(フランス語タイトルは「ANATOMIE(解剖学)」)
とても気になるタイトルだったのでそっと中身を覗いてみました。
前々から人体図鑑をプレゼントしたいという思いがあったのですが、写真の人体図鑑ってちょっとリアルすぎて、
グロテスクな部分や恥ずかしくなるような部分が、年頃の息子に喜んでもらえるのだろうかと躊躇していました。
そんな心配が一瞬でなくなるような、きれいでわかりやすくて、楽しく学べそうな一冊。
切り絵で表現された骨や神経、血管が美しいこと。

中学生になって、心も身体もぐんと成長した長男、スポーツをする彼にとって、自分の身体のこともきちんと知っていてほしいな。 そんな思いを込めて贈りました。 そして、こんな繊細な本をプレゼントできるようになったことが、わたしの中で成長のしるしになり、また嬉しかったのでした。 本を大切にするということが、この本をとおして自然と学べそうです。

スタッフ manabe

クラフト部デザイン担当。  使うかはさておき、リボンや包装紙、カードなど、ラッピングに関するアイテムがすきです。おくりものをするときには、まずテーマを決めてあれこれ考えます。悩みながらもその時間がとてもすきです。  さらっとさりげないおくりものができるそんなひとに憧れています。


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