最近は花の「間」について感じることがあります。
絵で例えると余白のようなものでしょうか。
花そのものが華やかさや凛とした美しさを持ち合わせていますが、周りの余白でその表情が変わっていくと感じました。例えば華やかさのあるバラを花器に入れ人気がないところに置くと凛とした表情に見えてきます。
はたまた距離感の違いでも変化が感じられます、近くで見ると華やかに見えるけれど、遠目からみるとなぜか芯の強さを感じたりと。
植えた花壇から一つだけ咲いた花から感じる印象に似ているかもしれません。
花がそう言った表情をしているのか、自分がそう感じているのかは定かではないですが今は一期一会の表情を愉しんでみたいと思います。
下の写真は来年に向けて「間」をテーマに試し撮りをしたものです。
新たな発見になれば嬉しいです。
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