〈あげて⇄もらって〉新しい発見のギフト店
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東京都練馬区で創業80年を越え、昔ながらの砂釜焙煎で麦茶をつくる川原製粉所。焙煎技術による絶妙な煎りむらがあるからこそ味わえる、ほどよい苦みと甘みのある麦茶をご紹介します。わたしたちの生活にとっても身近な麦茶。川原製粉所の麦茶は、ひとことで言うと飲みごたえのある味。しっかりした香ばしさ、そしてほんのりと苦みと甘みを感じます。
▲原料は栽培期間中農薬不使用の国産大麦
手軽なティーパックは煮出しも水出しもできます。驚いたのは水出し麦茶のおいしさ。▲約3時間冷蔵庫で水出ししたもの
うっすらとした味になりがちな水出しですが、この麦茶は違います。色も香りも味もよく出るんです。それは丸つぶよりも深く焙煎し、挽いた大麦が使われているからだとか。▲ティーパックには挽いた大麦が入っています
川原製粉所は創業1940年。練馬区がまだ板橋区の時代から石神井川のほとりで麦茶をつくりつづけています。創業当時のレンガ窯は今も現役。石窯自体の熱と熱された砂によって麦の芯までじっくりと熱を通す「砂釜焙煎」によって、昔から変わらないおいしさを守っています。
「煎りむらがなく、そして大量生産に向いている熱風焙煎に比べ、少ない生産量で熟練の技術が必要な砂釜焙煎は、決して効率のよいものではないんですよ」と3代目の川原渉さん。
しかし、砂釜焙煎でしかできない麦茶をつくる会社の存在意義を考え、この製法を守り続けています。▲左が熱風焙煎、右が砂釜焙煎されたもの。砂釜の遠赤外線効果で中まで熱の入った大麦は、はぜて大きくなり、成分の出がよくなります
同所の麦茶は色が濃いのが特長。しっかり焙煎することで色だけでなく、香りや味を引き出せるのは、何十年と経験を積んできた職人さんだからこそなせる技。▲砂釜焙煎の大麦は、色むらができます。色の濃い部分は香ばしさ、薄い部分は麦の甘みが出るため、麦茶に複雑味を感じます
大麦の焙煎は2回。一次焙煎で約100度で30秒ほど大麦を予熱し、二次焙煎へ。300度前後で1分半~2分、本格的に煎ります。▲二次焙煎を終え、煙とともにこんがりと色づいた大麦
焙煎はシンプルながら、麦茶をつくるうえで一番重要な工程。砂釜では焙煎する時間は変えられないので、その日の気温や湿度によって火力や大麦の量を調整します。60年以上、麦茶を焙煎し続けている川原さんのお父様であっても失敗することがあるんだとか。それほどに難しい技術が必要なのです。
ティーパックは3通りの淹れ方ができます。▲10g×20包入
お湯でつくるとき
沸騰したお湯1.5Lにパック1包を入れ、1~2分間煮立て、約10分後に袋を取り出す
水でつくるとき
水1.5Lにパック1包を入れ、冷蔵庫で約3時間冷やす
急いでつくるとき
容器(1.5L)に麦茶1包を入れ、少量のお湯を注ぎ1~2分おく。そのあと、水を入れ冷蔵庫で冷やす
淹れ方や抽出時間によって味わいは違ってくるので、お好きな方法を見つけて楽しんでくださいね。
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[WASHIZUKA GLASS STUDIO]cup long/cup short
素材:ガラス
色:clear
サイズ:
(long)直径約85mm×高さ約70mm
(short)直径約75mm×高さ約110mm
※手作業で制作しているため、色・形に多少の個体差があります。また、気泡や細かな傷、細かな黒点が入る場合があります。
※食洗機、電子レンジ、オーブンは使えません。
※耐熱ガラスではありません。熱湯をいれると割れる可能性がありますので、ご注意ください。
[川原製粉所]東京麦茶
名称:麦茶
内容量:ティーパック200g(10g×20包)、丸つぶ200g
原材料:大麦(国産)
賞味期限:1か月以上のものをお届けします
保存方法:高温・多湿を避け常温で保存してください
※画面表示の色は、ご利用の環境等により実際の色と多少異なる場合があります。
※食品のため、お客様都合での返品・交換は承れません。
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《つくり手ファイル》そこになじむガラスの器 /ガラス作家鷲塚貴紀さん