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[豊国屋]津久井在来大豆(2021年産)

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津久井在来大豆は、神奈川県相模原市の農家で昔からつくられてきたいわゆる“地大豆”のひとつ。

収穫量が限られた貴重な2021年産の大豆を、再入荷しました。大豆ご飯や大豆スープ、煮物にご利用ください。

※写真は2019年産のものですが、2021年産のものをお届けします。


■津久井の“まぼろし”の地大豆


「在来品種」という言葉をご存知ですか?土地土地の農家が自家採種し、長い年月をかけて育ててきた農作物のことで、改良品種(奨励品種)と区別してそう呼びます。

在来品種の大豆は「在来大豆」「地大豆」と呼ばれ、全国に約300種存在します。品種改良されていないため生産の手間はかかりますが、味わいがとても豊かで品種・土地の個性が楽しめることから、少しずつ注目されています。

その中のひとつ、「津久井在来大豆」は神奈川県相模原市の農家で栽培されてきた地大豆。一時期つくり手がいなくなり“まぼろし”の大豆と言われていましたが、近年は「地域おこしに」と少しずつ栽培に取り組む農家が増えてきたそうです。


▲左から、津久井在来大豆を使った商品開発を手掛ける豊国屋 岡本さん、生産者の塩脇さん、池田さん

▲収穫時期の大豆

■栗のように、甘くてほくほく


津久井在来大豆の一番の特長は、その濃厚な甘さ。食感もほくほくしているので、「栗みたいだね」と言われることも多いそうです。

調べてみると、ショ糖の含有量が一般的な大豆(エンレイ)は4.24%なのに対して、津久井在来大豆は6.91%。約1.6倍もショ糖が含まれているため、いつもの大豆の味を想像しながら口にいれると、その甘さに驚かされるのです。

▲そのままおやつになりそうなくらい、大豆の味がしっかりと感じられます

また、粒が大きいことも個性のひとつ。一般的な大豆(エンレイ)と比べると、1割ほど大きいため料理に使うと見栄えがします。


■茹で方は、意外と簡単


大豆はきれいに洗い、大豆の量の4倍くらいの水でひと晩浸します。夏場は冷蔵庫に入れるか、途中で水を替えてください。

そのまま火にかけ沸騰したら弱火にし、アクが出たら取り除きます。湯が少なくなったら差し水をして、好みの固さまで茹でます(目安:約1時間~1時間半程度)。

茹で上がった大豆は煮汁の中で冷ますと、表面にシワが寄りにくくなります。茹で汁は大豆のおいしさが溶けだしているので、ぜひスープや煮物にお使いください。

保管は、乾燥防止のため茹で汁と一緒に冷蔵・冷凍へ。冷凍保管に向いている食材なので、まとめて茹でてストックしておくと便利です。

▲サラダ、煮物、豆ごはん、かき揚げなど、幅広く展開できるのが大豆の頼もしいところ

茹でたての大豆に、塩とオリーブオイルをかけるだけの温かい前菜もおすすめです。津久井在来大豆ならではの甘味、食感をしっかりと感じることができます。

自分で煮る豆のおいしさは、また格別。豆をコトコト煮る時間も楽しんでくださいね。


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津久井在来大豆
名称:大豆
原材料名:大豆(神奈川県産・遺伝子組み換えでない)
内容量:1kg
保存方法:冷蔵保存。直射日光・高温多湿での保存は避けてください

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■ エンベロープオンラインショップのコラムでご紹介しています。
(エンベロープのサイトに移動します)

《おいしいつくり手》昔ながらの在来大豆を守って/豊国屋

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