野菜ジュースというより、フルーツジュースのようにゴクゴクと飲めてしまう井出トマト農園の「桃太郎トマトジュース」。そのおいしさの秘密は丹精込めてつくられた素材のよさと、自分の子どもに飲ませたいというつくり手の思いでした。
■わが子に食べさせたいものを
桃太郎トマトジュースが誕生したのは、2009年のこと。社長の井出寿利さんが幼い娘さんのために、「自分でつくったケチャップやジュースをあたえたい」という思いから自社での生産がはじまりました。

▲左720ml、右180ml

▲販売所を併設する井出トマト農園(神奈川県藤沢市)。「直接お客様と接しているから、嘘があるものはつくれないよね」と井出社長

実は、トマトジュースが若干苦手だったエンベロープスタッフ。なのですが桃太郎トマトジュースはゴクゴクと飲めて、思わず飲み干してしまいました。丁寧に裏ごしをされているので、舌触りがなめらかでとても飲みやすいんです。

そしておいしい!と感じさせる理由は、何よりトマトそのものにあります。
■ジュースの素材は、完熟の桃太郎トマト
ジュースに使われているのは加工用のものではなく、旬の一番おいしい時期に収穫した桃太郎トマトです。生のトマトもいただいたのですが、完熟していてしっかりと肉厚。とってもジューシーでした。


井出トマト農園では、減農薬での栽培を行っています。薬に頼らないですむように、農園の環境はクリーンに、トマトの様子を見ながら世話をし、健康に育つための手間をおしみません。

▲ジュースに使われる桃太郎以外にも、年間を通じて様々な品種を育てています
■水は足さずに、トマトだけで
収穫したトマトは、毎年7月ごろ長野県の加工所でジュースにします。写真のように、蓋をしない水蒸気釜で雑味を飛ばしながら煮込んでいきます。
途中裏ごしをしてから再び鍋へ。じっくりじっくり、トマトのおいしさを凝縮させていきます。

▲なんと6時間かけて煮込むので、焦げないように底が二重の鍋でつくります
蒸気を飛ばしながらつくる方法は、どうしても生産量が減ってしまうもの。でもそのかわり、雑味のないきれいな味のジュースに仕上がります。

▲1ヵ月熟成させてから、出荷します
■トマトソース感覚で。料理にも活躍

トマトジュースは、料理にも活躍します。
取材時には、井出さんお手製のリゾットをいただいたのですが、これが本当に美味!トマトの旨味がぎゅっと詰まったジュースだから、家庭にある材料で手軽においしい味がつくれるんです。

▲早速自宅で再現!オリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを熱して、香りが出たら油を切ったツナ缶を投入。トマトジュース200ccを入れてひと煮たちさせ、ごはん150gを加えて塩をぱらり。チーズを添えていただきます
濃縮した果汁に水分を加える濃縮還元ではなく、水を一切加えずにつくっている「桃太郎トマトジュース」。毎日の一杯に、料理に。大切な人に味わってもらうためにつくられたものだから、常備しておくと安心の1本です。
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名称:トマトジュース
内容量:180ml、720ml
原材料:桃太郎トマト、国産食塩(0.1%)
保存方法:直射日光を避け常温保存
食品のため、お客様都合での返品・交換は承れません。
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■ エンベロープオンラインショップのコラムでご紹介しています。(エンベロープのサイトに移動します)
《おいしいつくり手》素材が主役のケチャップとジュース/井出トマト農園井出寿利さん
《簡単レシピ帖》トマトジュースでつくる、チキン煮込み
《簡単レシピ帖》常備菜に。トマトジュースのピクルス

《簡単レシピ帖》食べるスープ、ガスパチョ

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